中判カメラHasselblad 500C/Mの魅力とはなんでしょうか?
なんだかんだ長年使ってきた大好きなカメラをじっくり考察してみます。
結論から言うと僕の持論ですが、
Hasselblad 500C/Mの魅力
って感じでしょうか?これならハッセルじゃなくてもいいやんというご意見もありそうですが笑
もちろん他にもありますが、あんまり長々話すのもって感じなんで、これでお願いします。
『Hasselblad』というブランド
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/04/DSF1226-1024x683.jpg)
正直、僕は大前提にこれです。やっぱりかっこいいでしょ?笑
今では中国のドローンメーカー、DJIに買収されたようですが、
ブランドになるくらいなので、
当然素晴らしいカメラを作り出してきたメーカーです。
今でもとんでもないカメラ送り出してますし。
https://www.hasselblad.com/ja-jp/
歴史なんかはあんまり語ってもなんなんでこんな感じで。
ましかくで世界を切り取れる
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/04/000013-rotated.jpg)
多くのカメラは長方形で切り取りますが、ハッセルはましかくで切り取ります。
このましかく、むずかしいんです。構図がです。
当たり前ですが、みなさんが慣れてるであろう長方形におさまるものがおさまりません。
一人の人の立ち姿撮ると考えてください。左右膨大なスペースが生まれます。
そうなると何と写し込むかが重要になってきます。
背景に何を入れるか。それによって写真で読み取れるストーリーが変わってきます。
それを意識できれば自然といい写真になるのではないでしょうか。
ましかくという特殊な形の都合上、試行錯誤していい写真を撮る訓練にもなるのかもしれないです。
で何より、
ましかく、かわいくないですか笑
今ではInstagramでもできるのでましかくの世界を堪能してください。
ファインダーを上から覗く楽しさ
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/04/DSF1229-1024x683.jpg)
このカメラは上から覗いてファインダーを確認します。
大きくて全体を見やすい。僕だけかもしれませんが、
通常の覗くファインダーだとメインの被写体に目が行きがちで、うまく背景を見れなかったりしますが、
こうやって目から離して見る方法だと、一歩引いて全体が見える気がします。
全体を見て撮るので1枚の写真にストーリーが見えるような気がします。
細かくピントを合わしたいときは、ルーペを出せてピントを確認できます。
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/04/DSF1233-1024x683.jpg)
注意点としてはペンタプリズム通していないので、
見える像は左右反転です。鏡の世界なんです。
まあ何より楽しい。ただそれだけです笑
中判フィルムで撮影
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/04/DSF1230-1024x683.jpg)
ちょっと長くなってきたのでサクサク行きましょう。
使用するフィルムが一般的なフィルムより大きいのです。
大きいので単純に画質がいいのです。これはスキャンしてみれば一目瞭然です。
画質はやっぱり正義です。
カール ツァイスのレンズ
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/03/DSF1131-1-1024x683.jpg)
カール ツァイスという会社の素晴らしいレンズが使えます。
このメーカーもブランド化されていますが、
圧倒的な解像度とコントラスト。色乗りも良いようです、調べてみると。
写真はレンズで決まると言っても過言じゃないかもしれないぐらいレンズが重要です。
なので『レンズ沼』が存在するのです。
私はその沼にはまりません。はまれません、お金がないので。
はまりてー!!
はい、話脱線しましたが、
T*コーティングと呼ばれるレンズの表面での反射を抑えるコーティングがされていて、
フレアやゴーストが発生しないようになっているようで、やっぱり解像度が高いのは感じます。
今はSONYのカメラがここのレンズ使えるみたいなんでお試しください。
https://www.sony.jp/ichigan/lens/cz_lens.html
私はここのレンズを使えるので、
CONTAXのG1というカメラをレンズと一緒にポチりました。
破産寸前でーす。
シャッターフィーリングが気持ちいい
![](https://h500cm.com/wp-content/uploads/2020/04/imgs243a-1-1024x1017.jpg)
長くなりましたがラストです。
シャッター切ると
『ジュポッ』
っていいます。それがめちゃくちゃ気持ちいいです。それだけです。
それだけですが、それってめちゃくちゃ重要です。
撮ってて楽しい、気持ちよくないといい写真が取れないですよね。
そんな感じで魅力を語ってきましたが、もちろんよくないところもあります。
まず重いです。そしてでかいです。
最近の小型のカメラに慣れてる人にはたぶん衝撃的です。
ピント合わせもマニュアルです。
あと露出もマニュアルです。露出計もついてません。
この辺はこちらのレベルアップが必要です。
とまあ、まだまだ語り続けてしまいそうなので、
この辺で終わりにしておきましょうか。
なかなかのお値段しますが、魅力たっぷりのハッセルさん。
一度手にしてみてはいかがでしょうか。
ギャラリーでこのカメラで撮ってる写真を載せてますので、
よろしければそちらもご覧ください。
こちらはちょこちょこ増やしていきましょうかね。
また反響ありましたら、使い方なんかも載せましょうかね。
長くなってしましましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
ではでは。