写真のボケ

Hasselblad 500C/M Fujifilm PRO 160 NS

1点だけピントが合っていて、

それ以外はボケてる写真が無条件に素晴らしいみたいに

感じられている方もいらっしゃるかもしれませんが

ボケは表現の一要素にしか過ぎません。

(私の持論です。というか独り言と思って聞いてください。)

1枚の写真には様々な表現の要素が積み重なって構成されています。

構図、フレーミング、アングル、露出、光の向き、

そしてボケ味など。

これらを表現の手段として、自分の思い描いた景色を切り抜く。

そのために撮影する位置を一歩横に移動してみたり、

座ってみたり、背伸びしてみたり、

シャッタースピードを速くしたり、遅くしたり、

絞りを開けてみたり、絞ってみたりする。

   

そう。

一枚の写真を構成する、表現の一要素としてボケが存在するのです。

ですので、何でもかんでも絞り開放で、ボカしていれば素敵なんて、

写真はそんな浅いもんじゃないと私は思っています。

あくまで一個人の一意見です。炎上させないでねー。

もちろんガンガン絞り開けて背景ぼかしまくってっていう写真もいいですが、

ある程度絞り、背景を生かし写し込むことで、

1枚の写真の中にストーリーが見出されたり、

見る人にいろんな想像を与えたりもできるのです。

  

要は自分が何を表現したいかでボケ味を含めて、いろんな要素を考えて撮る

ってことだと思います、はい。

「ここは背景ぼかしたい!

でもぼかし過ぎたら、何を表現したいか分からなくなる。

じゃあ、ここは5.6ぐらいにしとくか。」

とかですね。

そうやっていろいろな状況で、その場の自分のしたい表現を考えて、

そのためにはどうすればいいのか。

って考えながらいろいろ試して、

失敗したり、思い通りうまくいったり、

案外イメージと違ったけどこっちの方がよかったやん。って思うこともあったりで、

そんな奥深さも写真の魅力ではないでしょうか。

まあ、正解なんてあるのかないのかわからないので、

自己満足でいいと思います。

だからぼかしてる写真ばっかり撮ってることもいいと思いますが、

写真ってもっと奥が深くて楽しいもんですよ。

というお話でした。

明るいレンズ高いですし、背景ボケなくてもいい写真は撮れるでしょう。

といいレンズ買えない自分に言い聞かせてます。

ではでは。

iPhone

フジカラー PRO 160 NS↓

https://amzn.to/3bngSKK

Leave A Comment

Scroll Up